ふるかわれもんのブログ

絵本作家・イラストレーターふるかわれもんの日記です。最強になりたい!

幸運をつかむために作品を量産する方法を真面目に考えてみた

絵本作家・イラストレーターのふるかわれもんです!
こんにちは!


今回は、創作活動をしていく上で
“幸運をつかむために出来ること”
について書きたいと思います。


色んなものに手を出したり時には諦めたりしながらも創作活動を続けていると、自分自身の経験や、創作仲間を見ていて時々思うことがあります。


「上手くいったりいかなかったりするのは、自分が思ってるよりもずっと、“運”によるところが大きいのかもしれない」

と。


前回のブログ記事
「無名の作家が電子書籍を出版してみたら予想以上にたくさん売れた話」

furukawalemon.hateblo.jp

も、ラッキーな事が起きて本がたくさん売れたお話でした。
ごく身近な人にも、幸運をつかんで知名度が上がった人も居ます。


以前、ツイッターで人気が出て紙の本を出している漫画家さんとお会いする機会がありました。


その漫画家さん(Aさんとします)がツイッターに投稿している4コマ漫画にはAさん自身がよく登場しているのですが、そのキャラクターには髪がありません。
ですが、実際にお会いしてみたら普通に髪がありました。w


私「髪あるんですね。w」
Aさん「よくそう言われます~。w 髪を描くのは時間が掛かるので、時間節約のためにハゲたキャラクターにしてるんです。w」

とおっしゃっていました。


そして、こんな事も話されてました。


Aさん「実は以前、俳優の〇〇さんがツイッターで僕の漫画を紹介してくれたことがあるんです。『この人の漫画おもしろい!』って。それがキッカケで有名になれました。」


と。


私はその漫画家さんをツイッターでフォローしているのですが、
4コマ漫画をとにかくたくさん投稿してるんです。


Aさんは毎日仕事に行き、育児もしている中で


「何とか漫画などたくさんアップしたい!
そのためにはどうすればいいだろうか?」


と考えながら、
とにかく漫画や楽しいツイートを量産し、

そして幸運が訪れた。


「工夫しながら『数打ちゃ当たる作戦』を実行したのか!なるほど!w」


と、興奮したのを覚えています。w


しかも、そのハゲたキャラクターは服も着ていません。
ハゲていてすっぽんぽんで、ほうれい線がくっきり入っている、目がギョロッとしたおじさんです。
描く時間を短縮しながら、インパクトもすごい。w


イデアの種のようなものをもらった気分でした。
今日知ったことや、
「『自分ならどうしよう?』
と考えることで何かが絶対に見つかる!」
そう確信しました。

 

もちろん実力も大切です。
しかし、“数打ちゃ当たる”作戦を実行している間、
なかなか幸運が訪れなかったとしても必ず得られるものがあります。

それは、


●作品を作り続ける間に確実にスキルアップ出来る。
●投稿し続けることで反応をもらえたりもらえなかったりすることからも学び続けられる。
●作品を見てくれる人が少しずつでも増えるなどの幸運は、ちょいちょい起こる。


というものです。


外れなしのくじを引き続けるというのに似ています。
引いたものが大当たりでは無かったとしても、実力がどんどん蓄積され、
反応を見ることによってデータを獲得でき、小さな成功体験を得られる。


そんな中、否定的な言葉を投げかけてくる人が現れることもあります。
それもある意味ハズレではないかも知れません。データとして活用したり、本やブログ、ツイッターなどで発信する時のネタにしたり、否定的な言葉に反応しないための練習相手として機能してもらうなどの使い方もアリだと思います。


否定的な言葉に辛くなることが多いという場合は、
私の著書「創作活動の始め方」

 

に、「否定的な言葉にうちのめされないために」
という記事を書いているので、良かったら参考にしてみてください。

 

 

 

ここで、私が考えた、
“時間を短縮しながら作品を量産する方法”
をご紹介します。


私は電子書籍を2冊出版しているのですが、
1冊目の著書、絵本「きまぐれちゃん」を出版したのは
2018年9月12日で、
2冊目の著書、文字の本の「創作活動の始め方」を出版したのは
2018年9月23日です。


1冊目を出版してから2冊目の制作を開始し、
さらに、2冊目は“初めて文字の本を作る”という挑戦だったにも関わらず、
11日という短期間で制作・出版まで完了させる事ができました。
しかも、1冊目を出版出来たら
「モンハンをやる」
「電子ドラムを叩きまくる」
と決めていたので、2日間は制作していませんでした。
なので、約9日間で出版出来たことになります。


2冊目を短期間で出版するために工夫したことは2つあります。

●絵本(1冊目)を制作中に、
「創作活動の始め方について書こう。今こうして、
『絵本を作って出版してみる』という新しい挑戦をしているのだから、
この経験から得られるネタを蓄積していこう。
ついでに、それに近い過去の経験や考えたことも関連付けて思い出したり、
そうして出てきたものを溜めていこう」
と、ずっと考えていた。

●「絶対完成させたい!けど最終的にどんなものが出来るのか、
本当に完成させられるかも分からないが
とりあえず、10分でもいいから毎日制作する」
と決めて実行し、強制的に習慣化した。


制作しているものがあり、この
“今制作しているものを制作した経験を次の本にしよう”
と思ったわけです。
“その経験に関連するものも頭の中から芋づる式に引き出してきてまとめる”
というのも加え、
“1つのものを生み出すという経験から、もう1つの作品を生み出す”
ことに成功しました。


“絵本を制作中に次の本の内容について考えていた”
と聞くとマルチタスクのようなことをやっているように思われるかも知れませんが、
次の本のために
“今、制作している中で感じていることをしっかり意識して感じるようにする”
というのが主な作業なので、マルチタスクのような負担がありません。
ほぼ重なっているからです。


そして私は今、
“絵本を制作して得られたものをまた別の本にして出版し、
それを「効率良く作品を量産する方法の1つ」として、
さらにブログ記事を書く“


という事をしています。w


1つの経験から3つのものが生まれたことになります。


さらに、このブログに記事が増えたら、
編集しなおして電子書籍を制作し、出版しようと思っています。


全て重なり合っていますが、それぞれ別の作品として発信出来ます。


ブログにはブログの読者が、
電子書籍には電子書籍の読者が現れます。
もちろん、1人の方が全て見てくださる場合もありますが。
そういう意味でも、色んな形でたくさん発信していくことには大きな可能性を感じています。

 

 

作品を量産する方法についてもう一つご紹介します。


私は、イラストを描いてそれをグッズにする、ということを
よくやるのですが、


ある日、ギターのイラストをデジタルで描きます。
それをギターのブローチやネックレスに加工します。
さらにそのイラストをスウェットやパーカー、
スマホケースなどのデザインに使用します。


一つのイラストを色んな形で使用するという方法です。

ブローチを気に入ってくれる方や

パーカーを気に入ってくれる方がそれぞれ別で現れます。

 

 


その方法に少し似ていますが、


現在出版を目指して制作中の絵本は、


“出版と同時にツイッターなどのSNSに中身全部投稿し、公開する。気に入っていただいた方に拡散や購入などの支援をお願いする”
“絵本の画像データを使い、朗読し、1本の動画に仕上げてYouTubeに投稿する”


ということを試してみようと考えています。

 

 


これらの方法は、私が創作活動をする中で個人的に「使える!」と思った方法なので、
誰もが取り組みやすいものかどうかは分かりませんが、
参考にしていただけると幸いです。

 

 

現在制作中の絵本では私の祖父を描いているのですが、
「今おじいちゃんの絵本描いてるから、
ちょいちょいおじいちゃんとの記憶が蘇ってくる…。
あ、これ4コマ漫画に出来るかも。」


と思いついて描いた漫画を最後にご紹介します。
こんな風に、まだまだ量産する方法を考えていきます!

 

 

 

☆彡☆彡☆彡

 

私の著書はこちらです♫