心の中に、わくわくし続ける小さな生き物を増やしていくために
こんにちは!
絵本作家・イラストレーターのふるかわれもんです!
今日から12月になり、今年も残すところあと1カ月を切りました。
今年(2018年)の8月中旬頃から
”絵本を制作して電子書籍として出版する”
という活動を始めたのですが、
何とか2冊の絵本を出版することが出来、
1冊目に出版した絵本「きまぐれちゃん」の英語版ももうすぐ出版出来るかも、というところまで来ています。
絵本の翻訳は、もう20年以上アメリカに住んでいる、
私の親戚の方にお願いしました。
彼女は
「翻訳なんて素人に簡単に出来るものじゃない」
と言いながらも、
「英語と日本語の違いによってこういう問題があります。
こういう書き方もできるし、こういう感じで書く方法もあるけど、どっちに寄せてほしい?」
というような内容の質問を私に何度かしてから翻訳し、
それを何人かの英語ネイティブの方々に見せて意見を聞いてくれたりしながら、慎重に翻訳作業を続けてくれました。
この方にお願いして本当に良かったな…と心の底から思いました。
彼女は、私が小学校3年生くらいまで同じ団地に住んでいた、親戚のお姉さんです。
もう30年近く会うことも無ければ連絡も取り合っていませんでしたが、1冊の絵本をきっかけにメールのやり取りをし、一緒に1つのものを作っています。
この状況がとても嬉しくて、不思議でもあり、何とも言えない幸福感に包まれています。
彼女は自分のことを
「翻訳の素人」
と言いますが、
私も
「絵本を描く素人」
です。
特に、今翻訳をしてもらっているのは、
私が人生で初めて描いた絵本です。
でもこの、ド素人の私が初めて描いた絵本を出版した後、
奇跡のようなことが起きて(絵本に関するツイートがバズった)
結果、その絵本は日本のamazonの絵本カテゴリー売上1位になりました(約半日で終わってしまいましたが)。
なので、絵本を描く素人と翻訳の素人が作った絵本が一瞬でもアメリカか、どこかの国のamazonの絵本カテゴリー1位を獲る日が来たとしたら…。
そんな奇跡が起きたらめちゃくちゃ面白いなぁと思うんです。
それに、行動することによって可能性は0ではなくなります。
0.00000…1%とかかも知れないけど。
大きな夢や奇跡のようなことを想像しながら実際に行動して、可能性が0ではない状態になる。
「0ではない」
そう思えるだけで、心の中に
「ずっとわくわくし続ける、小さな生き物」
が棲みついた感じになります。
なので私の中で、「0」と「0ではない状態」の差はものすごく大きいのです。
しかも今回の英語版の絵本は、
自分の力だけではなくたくさんの人が関わってくれているので、
絵本の人気が出た場合にホッとしたり喜んでくれる方が多いかも知れないというのもあり、ドキドキわくわくする気持ちが今までの何倍も大きいです。
「心の中にずっとわくわくし続ける小さい生き物が現れる」
というような状態になるのに、
「電子書籍を出版してみる」
という挑戦はとても相性が良いのではないか、とも思っています。
電子書籍は一度制作して出版してしまえば、
半永久的に販売し続けることが出来るからです。
何年も販売し続ける中で突然何かのきっかけで爆発的に売れる、ということも十分ありえますし、
全く予想していなかったような仕事の依頼が舞い込んでくる、などもあるかも知れません。
電子書籍はツイッターのように、投稿したものがすぐに流れていってしまうようなこともなく、何年もずっと、しっかりと存在感を維持したままamazonなどのサイト上に残ってくれます。
kindle unlimitedで読まれたページ数や売れた数などのグラフを見て、少しずつお小遣いを稼いでくれているのが分かるグラフをスマホやPCで見ながら、
「この本、いつかドーーン!って人気出るかも!」
などと思いながらずっとわくわく出来ます。
「0と0ではない差は大きい」
そう感じながら、
「わくわくし続ける小さな生き物」
を心の中にたくさん呼び込むために、これからも絵本などの電子書籍をたくさん作りたいと思います。
☆彡☆彡☆彡
今、英語版を制作中の絵本はこちらです♫